寒中見舞いは普通の官製はがきでいいの!?種類はどれがいいの?
寒中見舞いを出そうとした時に迷うのが、
寒中見舞いを、通常使っている官製はがきでだしても
良いのかどうかです。
もし間違っていたら失礼になってしまうかも
しれないと思うと不安になりますよね。
様々な種類のはがきが販売されているので
どれを寒中見舞用のはがきとして使えば良いのか
迷ってしまうのは仕方がないことです。
そこで今回は
・寒中見舞いのハガキはどんな種類のものが良いのか
・寒中見舞いを出す時に絶対に注意しなければならない事
といったことをテーマに話をしていきたいと思います。
寒中見舞いの最低限のマナーを抑えて
相手に失礼が無いようにハガキを出しましょう。
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寒中見舞いの期間と意味
寒中見舞いは
・年賀状を事情により出せなかった場合
・喪中で年賀状を送れなかった時の、年始の挨拶として
・年賀状を頂いた方に年賀状を返すのを忘れていた場合
といった場合に出されるのが一般的です。
年賀状には新年を迎える事に対するお祝いの意味がありますが、
寒中見舞いはお祝いの意味がない「挨拶」の意味で出されます。
寒中見舞いがだされる期間は
松の内(1月7日、地域によっては15日)が終わってから
立春(2月4日)までが寒中見舞いの期間です。
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寒中見舞いには普通の官製はがきを使ってもOK!
寒中見舞いには通常の官製はがきを使えば良いです。
もちろん私製はがき(切手を貼るタイプ)でも大丈夫です。
実を言うと、そもそも寒中見舞い専用のはがきというものは
郵便局で販売されていません。
ですから通常の官製はがきでOKなのです。
また、官製はがきには様々な種類の絵柄が印刷されたものが
売られています。
例えば
「胡蝶蘭」「スズメ」「トキ」「ヤマユリ」「山桜」などです。
どれを選べばよいかですが、
特に、どれを寒中見舞い用のはがきとして選べばよいのか
決まりはありません。
つまり、どれを送ったからといって相手に対して失礼となる
ことは無いのです。
「胡蝶蘭」は弔事(ちょうじ)の際に出されることも多いことから、
寒中見舞いに使わないほうが良いと誤解されがちですが、
使っていたとしても問題ありませんのでご安心下さい。
(※弔事(ちょうじ)とは不幸や葬式などのおくやみ事)
ただ胡蝶蘭柄は弔事というイメージが一般的に強いので
出される相手が気にする恐れがある場合は避けておくのが無難です。
もし心配なら他のデザインのはがきを選ぶように
すれば良いでしょう。
寒中見舞いを出す時に必ず注意しなければならない事は?
先ほど書きましたが、
寒中見舞いにお祝いの意味は含まれませんので、
はがきには慶弔用の切手は貼らないように気をつけましょう。
また、弔事用の切手は間違っても絶対に貼らないようにしましょう。
弔事用の切手は身内の不幸や、
お悔やみの手紙等を出す時に使われるものだからです。
まとめ
ここまでをまとめると
そもそも寒中見舞い用のはがきは売られていないため
寒中見舞いは通常の官製はがきを使えば良い。
デザインは好きなものを自由に選べばOK。
ただし胡蝶蘭のデザインは弔辞の際に使われる
ことが多いため相手によっては失礼にあたるため避けた方が無難。
また、切手は慶弔用や弔辞用のものは貼らないよう注意すること。
といった感じですね。
それではありがとうございました。