雛人形を飾る意味合いを分かりやすくご紹介します!
立春(2月4日)になると、そろそろ雛人形を
飾る時期となります。
毎年雛人形が飾られるのを楽しみにしている子供さんも
多いのではないでしょうか。
ところで、雛人形を飾る意味合いはご存知でしょうか?
時期がきたから、ただ何となく雛人形を飾っている
というのが実際のところ大半だと思いますが、
実は雛人形には長い歴史と飾る意味合いがあるのです。
そこで今回は
雛人形を飾る意味合いについて分かりやすくご紹介していきます。
また雛人形を飾る時期や処分方法についても
解説していきます。
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雛人形を飾る時期や縁起が良い日はいつ?
雛人形は立春(2月4日)から2月中旬まで、
遅くとも2月24日(ひな祭りの1週間前)には
飾っておくのが基本です。
ちなみにこの期間の中でも雛人形を飾るのに縁起が良いとされる日が
あるので紹介しておきます。
「大安」・・お祝い事など大切な行事に良いとされる日で
雛飾りを飾る日としても良いとされます。
「雨水」・・薄いとは気雪散じて水と為(な)る也(なり)と言われる
ように、雪がとけて雨に変わり氷がとけて水になる日
という意味です。この日に雛人形をかざると
良縁に恵まれると言われます。
ちなみに日付は2月19日となります。
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雛人形を飾る意味合いを分かりやすくご紹介!
雛人形を飾る意味合いですが、
由来は平安時代までさかのぼります。
ひな(ひいな)とは小さくて可愛いものという意味があります。
平安時代に宮中ではおままごととして、
「紙の着せ人形」で遊ぶ「ひいな遊び」がおこなわれていました。
また子供の死亡率が平安時代に高かったので、
身代わりとして厄災を避けるために、
枕元に身代わりの人形を置く風習がありました。
次第に中国の文化からの影響もあり、
その紙人形を流し雛として川に流す風習が生まれていきました。
身代わりとして人形や人形などをおく風習は
現在でも残っています。
つまり雛人形には子供の身代わりとして
厄災を引き受けてくれるものという意味があるのです。
現在ではそういった意味も含めて
子供の成長と幸せ、また雛人形飾りは結婚式の場面を表現した
ものであることから幸せな結婚を願って飾られているのです。
雛人形の処分方法についてまとめ
雛人形の処分方法ですが、
人形ですのでむげに捨てるのもはばかられますので、
オススメの処分方法についてまとめておきます。
・保育園や老人施設等に寄付をする
・近くのお寺や神社に持っていく
・人形供養代行サービスを使う
・友人や親戚に譲る
雛人形というのは人に渡すことは良くありません。
なぜなら厄災を身代わりとして受けてもらうもので、
1人が1つもつのが良いとされているからです。
ただ最近では高価なものですし、
飾る時期も限られていることから、
知人に譲渡をすることも増えているようです。
その他にお寺や神社に持っていくことで、
供養してもらうこともできます。
代金は概ね3000円程度でおこなえます。
また雛人形を保育園や児童施設、老人施設などに
寄付することも可能です。
ここに書いた以外の方法として
オークションに出したり、廃品業者などに出す方法も
ありますが、身代わりとして子供を守ってくれていた、
雛人形をそういった場所に出すのは
良くないので掲載していません。
大事にしてもらえるところに送るか、
供養してあげるのが最善の方法です。
まとめ
今回は雛人形の由来や意味合いについてまとめてみました。
ご参考下さい。それではありがとうございました。