酒粕の保存方法!冷凍・冷蔵の賞味期限についても解説します!
甘酒などや酒粕汁などを作った際に
たくさん酒粕が余ってしまうことってありますよね。
保存するにしても、常温が良いのか、冷蔵保存が良いのか、
はたまた冷凍保存が良いのか悩んでしまいますよね。
その他にもいつまで食べることができるのかや
賞味期限についても気になります。
そこで今回は
酒粕を常温・冷蔵・冷凍保存する場合の
メリットと賞味期限について調べました。
用途に合わせて保存方法や賞味期限を守り、
美味しく酒粕をいただきましょう。
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Contents
酒粕を常温保存した場合の賞味期限やメリット
酒粕ですが酒粕本来の味を楽しみたいのであれば、
常温保存がオススメです。
日本酒本来の香りや新鮮さを楽しむことができます。
酒粕の中ではまだ酵母菌や乳酸菌等の菌類が生きて呼吸をし、
成熟をすすめています。ですから、酒粕の袋には小さな
穴があけてあるのです。
そのため常温で保存する方法は
直射日光をさけ涼しい場所で保存するようにしましょう。
常温保存での賞味期限・・・3ヶ月程度
ちなみに賞味期限ですので、この期間を過ぎても食べることが
できますが、成熟が進み香りや味が変わってくるので、
新鮮な日本酒の味を楽しみたいのであれば3ヶ月位で使い切りましょう。
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酒粕を冷蔵で保存する方法だとどれくらいもつの?
酒粕を冷蔵保存で保存すると最初の風味や香りなどを
さらに伸ばし保存することができます。
大量に酒粕が余った場合は冷蔵保存するのがよいでしょう。
また酒粕にはアルコールが含まれているので、賞味期限を
こえても食べることができます。ただし、時間が経過すると
色や味は変わってきますので注意が必要です。
これは長く冷蔵保存すると酒粕の水分が飛び酸化するためです。
また表面がカチカチに固まり色も茶色く変化してきます。
冷蔵保存での賞味期限・・・3ヶ月〜6ヶ月程度
保存の仕方については袋にいれたまま保存しておけばOKです。
また長期保存していると、酒粕の表面に
白い粉がでてきますが、これは遊離アミノ酸の結晶ですので、
食べても問題ありません。
酒粕を冷凍保存する方法だとどれくらいもつの?
冷凍保存が一番長く酒粕を保存しておける方法です。
また冷凍すると酒粕の中の菌が眠ったままの状態になるので
含まれる栄養素は変わりにくいです。
冷凍保存での賞味期限・・・1年程度
冷凍保存の仕方についても説明します。
・酒粕を小分けにする(1回で使う分量)
・ジップロックにいれます。(できれば厚手のもの)
・しっかりと空気を抜いて保存します。
こちらも長期保存していると色が
白→ピンク→黄色→茶色と変わっていきます。
もしチルド室がある冷蔵庫を持っておられる方は、
水分が失われにくいのでチルド室で保存するのをオススメします。
パン作りに酒粕を使う時は1ヶ月以内の酒粕を!
パン作りに酒粕を使う場合は購入して1ヶ月以内の
酒粕を使用しましょう。
なぜなら長期保存した酒粕だと
酒粕の中の酵母菌が起きにくい状態となり、
パン作りには適さない状態となっているからです。
また1ヶ月以内といっても天候や、
湿度などによって酒粕の状態は変わりますので、
パン作りに酒粕を使われる際は、できるだけ早めに
使用するのをオススメします。
まとめ
ここまで酒粕の保存方法や賞味期限について
解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
酒粕は生きていますので、
時間が経過するにつれて状態も変わっていきます。
今回の記事を参考にされて
上手に酒粕を使って頂ければ幸いです。
それではありがとうございました。