インフルエンザの治癒証明書と診断書いつ書いてもらえる?
インフルエンザにかかってしまったけど、仕事が忙しいので、
黙って出社してしまった・・・
インフルエンザに感染した状態で仕事にでたりすると
周りの方にインフルエンザを感染させてしまうことになります。
そういったことを避ける目的で、
会社によっては治癒証明書が無いと出社してはいけなかったり
するところもあるようです。
自分の主観ではなく、客観的に治癒したことを証明するために、
インフルエンザの治癒証明書を求められることがあるんですね。
ただ治癒証明書といっても、
はじめて出してもらう場合は色々な疑問があるでしょう。
・インフルエンザの治癒証明書はいつ書いてもらえるのか?
・治癒証明書や診断書の費用ってどの位かかるの?
・治癒証明書の費用は会社が払う?自分が払う?
・大体インフルエンザの症状は治まってきたけど、
外出したり、出勤したりしてもいいの?
この記事では、上記の疑問に答えていき、
インフルエンザの治癒証明書についてどのようなものなのかを、
わかりやすく解説していきます。
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Contents
治癒証明書は発症からどの位で発行してもらえるの?
治癒証明書ですが、インフルエンザを発症してから、
どの位の期間で発行してもらえるのかでしょうか?
学校や会社などでは、
「最初の発熱(発症)から5日間経過かつ解熱から48時間経過」
していないと出席できないことが学校保健法で定められています。
何故こういった基準が定められているかですが、
感染し発熱している段階の時、
インフルエンザウイルスは体外へ多く排出されます。その後回復し、
発熱が無くなり解熱後も量は減りますが、
2〜3日はウイルスが体外へ排出されるのです。
そのため最初の発熱(発症)から5日間経過かつ解熱から48時間経過
でないと出てはいけないという基準が定められているのです。
ですから、目安としては発熱から約1週間程度経過すれば完治と言え、
治癒証明書も概ねこれくらいの期間経てば発行してもらえるようです。
治癒証明書と診断書の違いについて
インフルエンザの治癒証明書と診断書の違いについてですが、違いは
診断書・・・医師が自らの見解から病気の詳細と予後等について記したもの
治癒証明書・・・インフルエンザが完治した事を証明する証明書
です。
ただしインフルエンザは完治の証明が難しい部分もありますので、
医師によっては治癒証明書を書くのを渋る場合もあるようです。
ですので、もし治癒証明書を発行して貰いたい場合は、
一旦受診してからどの位で完治予定なのかを事前に聞いておきます。
例えば5日程度で完治予定ということなら、
その後にもう一度受診をすれば治癒証明書を発行してくれやすくなります。
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インフルエンザの治癒証明書、診断書の費用について
インフルエンザの治癒証明書と診断書の費用ですが、
受診した医療機関にもよりますが、どちらも概ね
「1500円〜2000円程度」
のところが多いようです。
紙一枚出してもらうのに1500円とは高い印象がある
かもしれませんね。
治癒証明書の費用は会社が払う?自分が払う?
会社によっては出社にあたり、
インフルエンザの治癒証明書の提出を求められることもあります。
そういった場合、治癒証明書の費用を自己負担ではなく、
会社の費用として負担して貰える可能性があります。これは会社
によって異なりますので、負担してもらえるのかどうか確認しておきましょう。
※治癒証明書ですが、
会社によっては独自の書式を定めている場合があります。
事前に決まった書式で提出しなければならないのかこちらも確認しておくと良いです。
インフルエンザの症状は治まったけど、自己判断で出勤していいの?
多くの方が思われる疑問として、
発熱や咳などインフルエンザの症状は治まったけど、
自己判断で出勤したり、どこかに出たりしていいの?
というのがあります。
結論から言えば、
最初の発熱(発症)から5日間経過かつ解熱から48時間経過
していれば問題ありません。
しかし、もしこれを満たしていない場合は、
まだインフルエンザウイルスを体外に排出している段階なので、
他の人に感染させてしまう恐れがあるので、大人しくしておくのが正解です。
熱が治まっても2〜3日間はインフルエンザウイルスが排出されている可能性があります。
自己判断で出社したりは止めておきましょう。
まとめ
インフルエンザの治癒証明書を会社によっては
出社する際に求められることがあります。
医師に完治の見通しを聞いておき、
それから治癒証明書を依頼するとスムーズに発行してもらえることが多いようです。
自己判断での完治は
周りの人に迷惑をかけてしまうことがあるのでやめましょう。