町と街の違いや使い分けについて1分で分かりやすくご紹介します!
町と街、どちらも「まち」と読む漢字ですが、
意味や使い分けのしかたをご存知でしょうか。
よく使われる漢字ですが、その違いについては
あまり知られていないのが実情だと思います。
これらの漢字は実は用いられる場面が異なる漢字なのです。
今回の記事では
・「街」と「町」の違いについて
分かりやすく簡潔にご説明していきます。
かなり使用頻度の高い漢字ですので、
この機会に使い方をおさえておきましょう。
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「町」と「街」の違いは全体を指すか一部を指すか!
町と街の違いを一言で言うと
「町は全体を指し、街は町の中の一部を指す」
ということです。
つまり、文脈の中でまち全体をさしていれば「町」で
まちの一部をさしていれば「街」ということです。
例えば「今日はまちの景色が綺麗だ」という文章の「まち」は
町全体の中の一部部分を指しているので「街」という漢字になります。
一方「・・・橋を渡ると田舎の港といったようなまちがあり・・・」
この場合は町全体を指すので「町」という漢字になります。
それではもう少し詳しく
町と街のそれぞれの意味についてみてみましょう。
「町」と「街」それぞれの意味
次に町と街、それぞれの意味を比べてみましょう。
・「町」の意味 ・「街」の意味 |
これだけをみると少し分かりにくいですが、
「町」は〇〇町といったかたちで使われることが多いので、
全体的な区域をさしていることがわかります。
また「街」という漢字には市街地などにある道路も指す意味があります。
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「町」と「街」の熟語を考えてみると違いやイメージがわかる
熟語で「町」と「街」の違いをとらえるとわかりやすいので
少しご説明します。
町は〇〇町というかたちで地方公共団体の1つとして使われることが多く
まち全体の区域を指すかたちで
使われるのはすでにご説明しました。
一方、街ですが使った熟語には「繁華街」や「商店街」、「街並み」、
「地下街」などがあります。
これらの熟語ををイメージすると街という漢字のニュアンス
が少しつかめるのではないでしょうか。
まとめ
「町」と「街」の違いについて説明をしてきましたが、
いかがだったでしょうか?
違いについてはご理解いただけましたか。
使い方については、普段意識することは少ないかもしれませんが、
一度それぞれの意味を知っておけば、いざという時に迷わずにすみます。
それではありがとうございました。