抑えると押さえるの違いを解説!予定やスケジュールはどっち?

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おさえるの漢字には「抑える」と「押さえる」があります。

こういった訓読みが同じで違う文字のことばを異字同訓の漢字と言います。

この2つの漢字の違いはどこにあるのでしょう。

例えば、「予定をおさえる」や「基本をおさえる」といった場合はどちらを使うのが適切なのでしょうか。

そこで今回は

・抑えると押さえるの違いについて

シンプルに分かりやすく説明していきます。

それぞれの意味をおさえておけば使い分けも難しくないですよ。

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抑えると押さえるの基本的な違いはコレ!ただし例外も

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抑えると押さえるの違いをまずは大まかに知っておきましょう。

違いをざっくりというなら、何をおさえるのかの違いです。

抑えるは物理的なもの以外の抽象的なものに対し勢いを止めるという意味で用いられることが多く、

押さえるは物理的なものを動かないようにしたり、つかんでおくといった意味で使われることが多いです。

ですが、この分け方にも例外はあります。

例えば、「基本をおさえる」の「おさえる」には「押さえる」使われます。これは「押さえる」には、把握や確保するといった意味があるからです。

もう少し詳しく違いを知るために辞書的な意味をおさえておきましょう。

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抑えると押さえるの意味を辞書で引いてみると・・・

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抑えると抑えるの辞書の意味は以下です。

抑えると押さえるの意味

抑える・・ある水準以上には高まらないようにする。
     相手の勢いをとどめる
     感情・欲望などが高ぶるのをとどめる。
     

押さえる・・物が動かないように、押しつけて力を加える。
      対象の動きを封じる。
      確保する、
差し押さえる。
       大切なところをしっかりと理解する。

意味の違いとしては抑えるは勢いをとめるといったイメージを、押さえるは動かないように確保しておく。といったイメージでいるとわかりやすいかもしれません。 

 

抑えると押さえるの文例一覧

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抑えると押さえるの文例をあげておきますので、参考にされてくださいね。

  抑える 押さえる
抑えると押さえるの文例

・物価の上昇を抑える。

・怒りを抑える。

・高ぶる感情を抑える。

・相手を押さえる。

・スケジュールを押さえる

・基本を押さえる。

・記事を押さえる。

・目頭を押さえる。

・現場を押さえる。

 

冒頭の方で紹介した「予定をおさえる」の「おさえる」は確保しておくという意味で「押さえる」のほうが使われます。

 

まとめ

抑えると抑えるの違いについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

ご参考になれば幸いです。

それではありがとうございました。

                
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