タイミングベルトが切れる前兆はあるの!?異音などはする?
タイミングベルトは概ねの目安として
走行距離10万キロで交換するのが一般的です。
そのままタイミングベルトを交換せずに
乗り続け、切れてしまった場合、
ブレーキがききにくくなったり、
突然エンジンが停止する、
ハンドルが突然重くなるといった症状がでます。
こういった症状が走行中に現れると、
事故にも繋がりますので非常に危険です。
こういったことを避けるためにも
タイミングベルトが切れてしまう前に前兆となる
異音などの症状はあるのでしょうか?
もしあるのなら無用なトラブルを避けるためににも
知っておきたいものですよね。
そこで今回の記事では
・タイミングベルトが切れる前兆の症状について
・走行中に異音がする場合に疑われる原因と対処法
・タイミングベルトってそもそもなに?
といった内容で解説をしていきたいと思います。
安心して車を運転していくためにも
タイミングベルトの交換目安の知識をもっておきましょう。
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タイミングベルトとは?役割と構造
タイミングベルトの切れる前兆はどういったものなのか
話す前にまずは、タイミングベルトの役割と構造について
簡単に説明します。
一般の車のエンジンには4サイクルエンジンという
エンジンが積載されています。
4サイクルとは「吸気→圧縮→燃焼→排気」という
エンジンの一連の動きを指します。
エンジンは外気と燃料が混ざった混合ガスを吸気し、
それを圧縮・燃焼し、最終的に排気するのです。
この吸気と排気のタイミングを上手に取る役割を
しているのがタイミングベルトなのです。
ですからタイミングベルトが切れてしまうと、
エンジンが機能しませんから、エンジンが動かなくなります。
(停止する)
タイミングベルトが切れる前兆はほとんどの場合無い
結論から言ってしまうと、
タイミングベルトが切れる時に前兆というのは
ほとんどの場合ありません。
突然タイミングベルトは切れます。
多くの場合、走行中パーンと大きな音がして、
すぐにエンジンが停止するというパターンです。
というのもタイミングベルトは素材が樹脂製のもの
がほとんどですので切れるか、
繋がっているかのどちらかで、中途半端な状態
というのはないため切れる前兆は分からないのです。
しかもタイミングベルトはいくつかの部品に隠れた
ところにあるので、外から確認することは出来ません。
ですから
走行距離10万キロを目安に交換するしかないんですね。
また走行距離10万キロといっても、
エンジンオイルを交換していなかったり、
無理な急発進や急ブレーキなどを繰り返したりした車だと
タイミングベルトは傷みが早くなります。
そういった車の場合は、
6〜8万キロを目安に交換するほうが無難です。
走行中に異音がする場合に疑われる原因と対処法
走行中にキュルキュルという音が鳴る場合に、これを
タイミングベルトが切れる前兆の音だと勘違いされる場合
がありますが、そうではありません。
これはベルト鳴きと呼ばれるもので
パワーステアリングやエアコン、発電機などにかかっている
ベルトが劣化することで硬くなり、キュルキュルと音が
なる現象です。
ベルトはゴム製なので段々と経年劣化し、
伸びたり、かたくなってしまうのです。
もしこのような症状が出た場合は
修理工場にみてもらうのが一番良い方法ですので
一度みてもらいましょう。
まとめ
タイミングベルトが切れる前兆や車の異音について
書いてきましたがいかがだったでしょうか?
タイミングベルトがもし切れてしまった場合は
走行中の状況によっては事故につながる可能性が
あります。
ですから早めにタイミングベルトを交換して
安全に運行されることをオススメします。
それではありがとうございました。