インフルエンザの予防接種した当日にお酒って飲んで良いの？

インフルエンザの予防接種をした時に必ず言われるのが、

「今日は過度な飲酒や、激しい運動は避けておとなしくするように。」

という言葉。

しかし、分かっていても、
どうしてもお酒が飲みたくなってしまったり、
飲み会が重なってしまったということもあるかと思います。

そこで今回は

・予防接種した当日にお酒は飲んではいけないの？
・どの位だったらお酒を飲んでも良いの？
・もしインフルエンザの予防接種後にお酒を飲んでしまったら
　どうなってしまうの？

といった疑問に答えていこうと思います。

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インフルエンザの予防接種当日にお酒は飲んではいけないのか？

結論から言えば、

「予防接種した当日にお酒を飲んでもOK」

 

但し、適度な範囲での飲酒であれば、です。

人によってお酒の強さは異なるので一概には言えませんが、
酩酊状態になってしまうくらいに、
過度に飲酒をするのはNGです。

インフルエンザの予防接種をした日の飲酒は、
ほろ酔い程度に控えておきましょう。

では予防接種後に酩酊するくらいにお酒を飲むと
どうなってしまうのか？
なぜ予防接種をした日にお酒を飲んではいけないといわれて
いるのか？

といったことについて解説をしていきます。

 

なぜ過度に飲酒すると良くないのか？

予防接種した日に過度に飲酒することで、

重篤な病気になってしまったり、
生命の危機にさらされる、

ということはありません。

ではなぜ飲酒してはいけないかというと、

「インフルエンザの副反応が出た場合に、
悪化したり、副反応が分かりづらくなってしまうから」です。

※副反応とはワクチン投与を受けた時に起こる免疫付与以外の体の反応のことです。
ワクチン投与以外の時は副作用という言葉が使われます。

 

インフルエンザの予防接種後に起こる副反応とは？

 

予防接種をした箇所に起こる副反応として

「赤く腫れる、硬くなる、熱を持ち、痛くなる」

といった症状があります。

また、飲酒した日にお酒を飲むことで血液循環が活発になり、
注射をした部分が腫れることもあるので、
医師は、お酒を積極的にすすめないのです。

また

体全体に起こる副反応としては

「発熱、嘔吐、悪寒、下痢、めまい、倦怠感など」

があります。

こういった症状が出た場合に
酩酊するほど飲酒をしていると、飲酒による症状なのか、
予防接種の副反応によるものなのか分からなくなってしまいます。

こういった理由から、
過度にお酒を飲むのは控えることが推奨されているのです。

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予防接種した当日は、疲労困憊するような作業はしないこと

インフルエンザの予防接種した日は、
安静にするようにしましょう。

これは過度に飲酒したときと同様に、
副反応が悪化したり、分かりづらくなってしまうのを
避けるためです。

疲労がたまるほどスポーツをしたり、
無理をして仕事をしないようにしましょう。

 

予防接種後の入浴は1時間後であればOK

以前は、予防接種後に入浴するのを控えるよう、
言われていましたが、
現在ではそういったことはなくなりました。

以前までは、
大衆浴場などが主流であったことや、
衛生面などの問題から予防接種後に入浴すると、
接種した箇所から最近が入る可能性があるので良くないと考えられていました。

しかし現在では
そういった問題は改善されているため、

「インフルエンザの予防接種から１時間経過後」

であれば入浴して良いということになっています。

但し、注意点として、

「入浴時は特に予防接種した箇所を強くこすったり、
引っ掻いたりしない」ようにして下さい。

また、

「長時間お風呂に入ったり、サウナに入る」ことも、

体力を消耗することに繋がるので控えるようにしましょう。

 

まとめ

インフルエンザの予防接種したからといって、
当日はお酒や運動も全くダメというわけではなく、
適度な範囲であればOKなんですね。

度を過ぎると、
副反応の増悪や、症状が分かりづらくなってしまう
リスクがあります。

ですから

・酩酊するほどに飲酒しない

・疲れすぎるほど運動や仕事などをしない

これら２つをしっかりと守り、
予防接種した日を過ごすことにしてください。