年賀状の印刷代などの勘定科目は通信費?目的によって変わる!?
年賀状を費用として経理処理したいけど、年賀状ってどの勘定科目で処理すれば良いのだろう?
印刷を業者に頼んだ場合の勘定科目はどうなるの?
フリーランスの方や、
経理担当の方は頭を悩ませる部分かと思います。
今回の記事では
・年賀状の費用をどう会計処理するのが一番良いのか
・勘定科目を決める時に絶対にやってはいけないこと
についてまとめてみました。
やらないほうが良いことは守らないと後々面倒になるので注意しましょう。
フリーランスの方は少額であれ、費用として計上できれば非常に助かるものです。
シンプルな内容ですが、頭にいれておくだけで、後の会計処理が楽になりますよ。
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年賀状の勘定科目は目的により任意で決めてOK
結論から言えば、年賀状の勘定科目は自由に決めてOKです。
なぜなら、勘定科目については法律でこれは
この勘定科目というのは明確に定められいないためです。
ですから処理がハッキリと分かるように
つけられていれば、問題ないということです。
ですが、ある程度指標がないと勘定科目が決めにくいので
一般的にはどうすることが多いのかをあげておきます。
一般的には
広告宣伝目的で出すなら、「広告宣伝費」
販売促進目的で出すなら「販売促進費」
会社の挨拶目的として「通信費」
です。
迷う場合は「通信費」としておけばOKです。
年賀状の印刷代の勘定科目はどうすればいい?
また外部に年賀状の印刷を依頼した場合ですが、
これには印刷費とはがき代がかかります。
印刷費を「支払い手数料」や「業務委託費」
はがき代を「通信費」
と別に処理する方法と
一括で「通信費」とする方法があります。
結論を言えばこちらも
「通信費」としてまとめて処理すればOKです。
次に勘定科目を決める際に気をつけるポイント
を説明します。
これを守らないと後々処理が面倒なことに
なりますので気をつけて下さい。
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年賀状の勘定科目を決める際に気をつけること
年賀状の勘定科目を決める際に気をつけることが
2つあります。
1,毎回同じ勘定科目でつけること
(後でみて分かるように記入しておく)
2,年賀状の勘定科目に交際費・接待費は
使わないほうが無難
毎回同じ勘定科目でつけなかった場合、
会計の収拾がつかなくなり記帳する意味がなくなってしまいます。
ですから毎回必ず同じ勘定科目でつけるようにしましょう。
とはいっても、時間が経つと忘れてしまうこともあるので
勘定科目のところに何を処理したのか分かるように
メモをしておくと見返した時に便利ですよ。
また年賀状の勘定科目に交際費や接待費の
勘定科目は使わないほうが無難です。
というのも、交際費や接待費は税法上特殊な
処理をするという絡みがあるので、
一緒にしないほうが後々処理が面倒になりません。
この2つは最低守るようにしましょう。
まとめ
年賀状の勘定科目というと付き合いに使うから
交際費にいれようと思われるかもしれませんが、
交際費や接待費以外の項目にいれておきましょう。
もし会社で独自の勘定科目を設定している
というのでそちらを利用するのが良いでしょう。
ただ年賀状と言うと一枚50円程度ですので、
勘定科目を分けて処理する必要がある
金額ではありません。
ですからほとんどの場合は
どこかの勘定科目に一緒にしていれておかれる
場合がほとんどです。
会計処理の際にこちらの記事が役に立てば幸いです。