ハロゲンヒーターと電気代が高いと思われがちな家電を比較したら・・・
冬になると活躍してくれる暖房器具ですが、
気になるのが電気代ですよね。
購入費用も安くてハロゲンヒーターを
利用しているという人も多いかと思いますが、
具体的にどのくらい電気代がかかるかご存知でしょうか?
結論としては
「ハロゲンヒーターは他のエアコン等の暖房器具と比べ、
賢く使わないと電気代が高い」
のです。
今回は、エアコン・コタツ・電気ストーブと比べて
ハロゲンヒーターは電気代がどの位高いのかどうかということや
暖房器具の効果的な使い方と節約方法についてご紹介します。
この記事を読んで、
使っている暖房器具の大まかな電気代を把握して
電気代を上手に節約できるようになりましょう。
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Contents
ハロゲンヒーターの1時間あたりの電気代っていくら?
まずはハロゲンヒーターの電気代からご紹介します。
ハロゲンヒーターと言っても
たくさんの製品があるので、
今回は楽天やAmazonのランキング等で1位の
ハロゲンヒーターの中でも最も一番売れている商品を対象に調査。
ワット数と1時間あたりの電気代を表にしました。
ハロゲンヒーター | 800w | 1200w |
1時間あたりの電気代 | 約22円 | 約26.4円 |
これだけだと分かりにくいので
1日5時間ハロゲンヒーター使うとすると
ハロゲンヒーター | 800w | 1200w |
1日(3時間)の電気代 | 66円 | 79.2円 |
1ヶ月(30日)の電気代 | 3300円 | 3960円 |
こうしてみるとハロゲンヒーターって、
結構、電気代が高いなと思われるかもしれません。
他の暖房器具の電気代も同様にみていきましょう。
エアコンの1時間・1ヶ月あたりの電気代はどれ位?
エアコンは設定温度やON/OFFの頻度、何畳用かで電気代が異なります。
6畳、8畳、10畳、12畳に分けてみていきます。
(ちなみにこちらも楽天ランキングで今一番売れているタイプ
のエアコンを参考に電気代を算出しています)
エアコン(暖房) | 1時間の電気代 | 1ヶ月の電気代 |
6畳タイプ | 約3.5円 | 約525円 |
8畳タイプ | 約4.0円 | 約600円 |
10畳タイプ | 約4.5円 | 約675円 |
12畳タイプ | 約7円 | 約1050円 |
1ヶ月の電気代は
每日平均して5時間程度エアコンを使用したと仮定して計算しています。
エアコンって電気代が高いんじゃないかと
思われている方も多いもしれません。
しかし、ハロゲンヒーターと比べてみると電気代が半分以下と
非常に経済的なんですね。
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コタツの1時間・1ヶ月あたりの電気代っていくら?
冬はコタツに入ってみかんを食べるという方も多いと思います。
コタツの電気代ってどれくらいなのでしょう?
コタツの消費電力は一般的に600wと記載されたものが
多いですが、これは最大運転時のワット数です。
最初の数分間は一気に温めるため最大運転をしますが、
後は80w〜200wほどで運転をします。
そのためコタツの1時間あたりの電気代は
3〜5円程度と非常にリーズナブルです。
1時間の電気代 | 1ヶ月の電気代 | |
コタツの電気代 | 約3〜5円 | 450〜750円 |
冬はコタツを上手に利用することで電気代の節約にもなるんですね。
オイルヒーターの1時間・1ヶ月あたりの電気代は?
最近よく家庭で使われている暖房器具として
オイルヒーターがありますよ。
これはオイルを電気によってあたため、
それをパネルで放熱させることで部屋全体を
暖めるというものです。
オイルヒーター自体は高熱になりにくく安全なのと、
部屋が乾燥しにくいという特徴があります。
オイルヒーターの電気代はいくら位なのでしょう。
オイルヒーターは最大1200wのものが主流なので、
それを参考に計算します。
こちらも5時間每日稼働したとして
1ヶ月の電気代を計算しています。
1時間の電気代 | 1ヶ月の電気代 | |
オイルヒーター | 約24円 | 約 3600円 |
こちらもワット数が高いので
ハロゲンヒーターど同様に電気代が高くなります。
最近は部屋が暖まったら、
運転を停止したりするエコ機能がついた
オイルヒーターもあるので、そういった製品を利用すると
もう少し電気代は下がるかもしれませんね。
ハロゲンヒーターの賢い使い方と設置場所
結論としてハロゲンヒーターの電気代は
他の暖房器具と比較してもかなり高い部類に入ります。
とはいえ、エアコンなどと比べると
製品自体の値段は安くてすみますし、
ハロゲンヒーターも上手に使えば
非常に便利な暖房器具となります。
そこでハロゲンヒーターの賢い使い方と
どこに置くのが効果的なのかをまとめておきます。
・ハロゲンヒーターは3〜6畳程度のスペースに置くのがベスト
ハロゲンヒーターで大きな部屋を暖めようとすると、
電気代が非常に高くなってしまい経済的ではありません。
そのため使用するのは3〜6畳程度の場所におきましょう。
・暖まったら切り替えスイッチを弱にする
強弱の切り替えスイッチがついているものが主流ですので、
暖まったと感じたら、「弱」に切り替え、電気代を抑えましょう。
「強」のままで稼働させておくと1ヶ月で1000円近くも電気代が
高くなってしまうことになります。
・普段はエアコンやコタツを利用するのが正解
電気代を考えるとハロゲンヒーターは
エアコンやコタツと比べると3倍以上も高いです。
そのため普段はエアコンやコタツを使うのが最も
経済的です。
まとめ
ハロゲンヒーターの電気代は思っているより高いものです。
使用している暖房器具の電気代を把握しておき、
賢く暖房器具を活用するようにして冬をのりきりましょう。