インフルエンザの予防接種って生ワクチン?不活性化ワクチン?

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冬になるとインフルエンザワクチンの予防接種をうけられる方も
多いと思います。

一概にワクチンと言っても、ワクチンは
生ワクチンと不活性化ワクチンとに分けることができます。

インフルエンザの予防接種はどちらのワクチンなのでしょう?

生ワクチン?不活性化ワクチン?とはそもそも何なのか?

こういった疑問に答えるべく今回は

・生ワクチンと不活性化ワクチンの違いと特徴

・インフルエンザの予防接種を受ける有効性について

・新型インフルエンザが発見されてからどれ位でワクチンはできるのか

といったことについて書いていきたいと思います。

ワクチンは食べ物と同じように自分の体内に入れるものです。
ワクチンについてしっかりと知ることで、予防接種を受ける場合も
安心してうけることができるようになれます。

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生ワクチンと不活性化ワクチンの違いについて

生ワクチンと不活性化ワクチンの違いですが、

「生ワクチン」・・細菌やウイルスの毒性を弱めたものを接種することによって、
         その病期にかかった場合と同じように抵抗力(免疫)をつける
         ことができます。
体内で細菌やウイルスが増殖し、
         抵抗力(免疫)がつくまで
約1ヶ月程度かかります。

「不活性化ワクチン」・・細菌やウイルスを殺して毒性を無くし抵抗力(麺生)
             をつけるのに
必要な成分を取り出したもの、
            体内で細菌やウイルスは増殖しないので、必要に応じて
            複数回接種することで抵抗力(免疫)をつけることができます。

といった違いがあります。

生ワクチンは1回の予防接種で効果が得られる、
不活性化ワクチンは必要に応じて複数回予防接種を受ける必要が
あるということを覚えておきましょう。

 

インフルエンザの予防接種は生ワクチン?不活性化ワクチン?

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インフルエンザの予防接種で接種するワクチンは「不活性化ワクチン」です。
その他に生ワクチンと不活性化ワクチンの代表的なものには、

生ワクチンの代表的なもの・・・BCG、生ポリオワクチン、麻疹、風疹混合ワクチン(MR)
                水痘ワクチン、おたふくかぜワクチン

不活性化ワクチンの代表的なもの・・・B型肝炎、子宮頸がんワクチン、
                  日本脳炎、小児用肺炎球菌、ヒブ

といったものが挙げられます。

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インフルエンザの予防接種を受ける有効性について

インフルエンザの有効性については様々な議論がありますが、
ここではインフルエンザの影響を最も受けやすい小児と高齢者を例にとって、
インフルエンザ予防接種の有効性について考えてみたいと思います

高齢者の予防接種について、
ワクチンの予防接種を受けないでインフルエンザにかかった
65歳以上の健常者が、もし接種していた場合
どの程度有効かというと

約45%の割合で発症を阻止し、
約80%の死亡を阻止する効果
があったとされています。

小児については、1歳以上で6差異未満の幼児ではインフルエンザの予防接種
することで発病を阻止する効果が20〜30%もあるようです。

 

新型インフルエンザが見つかった時ワクチンっていつできるの?

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新型インフルエンザのウイルスが発見された、と
ニュースで報道されているのをテレビなどで目にされたことがある
かたもいらっしゃるかと思います。

新型インフルエンザが発見された場合、
さいしょは新型のインフルエンザウイルスに対する
ワクチンは世界中どこにもありません。

ワクチンは既存のウイルスに対してしか作ることができないのです

もし新種の新型インフルエンザウイルスが見つかった場合、
ワクチンの作成に最低でも6ヶ月は必要と言われています。

 

まとめ

ワクチンの種類や特徴、インフルエンザのワクチンは
どういったものなのかについて解説してきました。

少しでもお役にたてたら幸いです。

ありがとうございました。

                
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