帯状疱疹ができたら子供を学校にいかせてはいけないの!?
帯状疱疹が子供に出来た場合に、
子供を学校にはいかせてはいけないのでしょうか?
水痘(みずぼうそう)であれば、
非常に感染力が強いので、蔓延をさけるために
すべての発疹がかさぶた化するまで(約1週間程度)
の出席停止が定められています。
しかし帯状疱疹は水ぼうそうほどは
感染力が強くないため、子供を学校にいかせてもよいのか
どうかについて悩んでしまう場合も少なくないようです。
そこで今回の記事では
・帯状疱疹ができた場合には子供を学校にいかせてよいのか
について書いていきます。
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本当に帯状疱疹ができたら子供を学校にいかせてはいけないのか!?
結論から言えば帯状疱疹の場合、
「帯状疱疹ができても感染しないように適切に被覆してあれば
子供を学校へ登校させることは可能です。」
これは学校保健安全法にも書かれており、
帯状疱疹の場合、水ぼうそうほど感染力はなく、
また全ての発疹がかさぶた化するまでは感染する恐れはあるものの
適切に被覆がされていれば感染のリスクは低いためです。
ただし、登校の判断は必ず自主的な判断ではなく、
医師の診断を受けてから登校はするようにしましょう。
患部の状態や年齢によっては感染を広げてしまう恐れも
あるため、子供を学校へいかせるのを控えたほうが良いケースもあります。
子供を学校にいかせる際に気をつけること
帯状疱疹はまだ免疫を持っていない子供が感染すると
水ぼうそうになる恐れがあります。
そのため投稿する際は感染が拡大しないように
注意する必要があります。
感染経路ですが、
帯状疱疹は基本的には接触感染により感染します。
水ぼうそうであれば飛沫感染や空気感染などが考えられるため、
マスクの着用などは必須となりますが、
帯状疱疹の場合は患部に接触されないようにガーゼ等
で被覆するのが大切です。
またお子さんにも
「周りの人にうつるから患部を直接手で触ったりしないように」
と、言ってきかせておくことも重要です。
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帯状疱疹の感染を広がらせないための対策
帯状疱疹は直接触れることが無ければ感染する
恐れはありませんし、一度水ぼうそうを経験している
場合は免疫ができているため感染のリスクは低いです。
ただし、一度感染をしていた場合でも免疫力が低下
している状態にある人は再度ウイルスが復活し
感染するリスクが高まります。
免疫力が低下している状態とは
・ストレスが非常に溜まり疲れている
・肉体的に疲弊している
・病み上がりの状態
・高齢者
です。こういった状態である場合には
よくよく感染しないように注意しましょう。
具体的に感染を防ぐには
帯状疱疹が出来ている子供は
・栄養をとり運動を十分におこなう
・タオルなどは別のものを使うようにする
・一緒の布団で寝ないようにする
・お風呂などは最後に入るようにする
といったことを徹底していれば感染のリスクを
低くすることができます。
まとめ
帯状疱疹が出来た場合に子供を学校にいかせてよいのか
について記事を書いてきましたが、
いかがでしたか?
水ぼうそうとは異なり学校に行ってもよいのか
判断を迷うところだと思いますが、
自主的に判断をせずに医師の診断を受けるようにしましょう。
もし学校を休むことになった場合、
子供にとっては友達と遊んだり出来ないので嫌かもしれませんが、
もし感染を広げてしまった場合、周りの同級生が
2〜3週間続く微熱や水ぶくれをつくる水ぼうそうになって
しまう場合もあるので我慢させるようにしましょう。
それではありがとうございました。